アーチが身体を支えています足のアーチはありますか?

足のアーチの役目

足、というと股関節から下を思い浮かべる人も多いと思いますが、
ここでは足首から下、の話をしています。
親指、人差し指、中指、薬指、小指、甲、辺りです。
これらは身体を支えるうえでとても大切な部位で、
ここのバランスが悪いと、そこから上のバランスが全部狂っていきます。

そこから上、って結構いっぱいあるんですよ。

親指と小指が縮こまらず、しっかり開いていると
人差し指、中指、薬指が前に伸びて、床につきます。
親指に力が入っていれば、横アーチが効き
小指に力が入っていれば、縦アーチが効いてきます。
これがバランスの取れている状態です。

さて、ではアーチは何をしているのでしょう。

人は歩くときに足の裏で地面を蹴ります。
物と物がぶつかれば衝撃が起きるので、地面に衝撃が起こり足の裏に衝撃が起こります。
足のアーチはその衝撃を吸収し、そこから上、に衝撃を伝えないようにしています。

大した衝撃じゃないよ、と思うでしょう。

1歩、2歩ではそうかもしれません。
しかし1万歩、となるとどうでしょう。
それが1日に起こる衝撃だとして
それが10日、1ヶ月、1年、10年、となるとどうでしょうか。

アーチのない足は衝撃を吸収できず、膝、股関節、腰、首へと衝撃が伝わっていきます。

試しに立って、腰の骨に手を当て、踵をドシンと床についてみてください。

ね。
振動を感じるでしょ?
1回、2回ではどってことありません。
それが10日、1ヶ月、1年、10年、となると、どうでしょう。
振動が伝われば、それに反発するように筋肉は力を入れます。
無意識の反射です。
本人の自覚もなく、勝手に力みます。

これが膝痛、腰痛、肩こり、首の痛みにつながっている人が、とても多くいます。
つまり、足のアーチがないために、何度も何度も、繰り返し衝撃を伝え、
その衝撃に耐えるために、無意識で、筋肉に力が入り
血行を阻害し、酸欠を起こし、痛みを感じ、調子が悪くなるのです。

足の親指に、力が入りますか?

私が見てきた中で、多くの人は、指の付け根に力が入っています。
これ、だめです。
指先、に力が入らないと。

でも、多くの人は指が地面から浮いてしまっています。
これは、浮指、という状態です。

足の指で、グー、の形を作ってみてください。
その指の根元が、横アーチの部分です。
次に床に足をつけて、指を上げてみてください。
アーチがない状態です。
この状態で歩いている人がとても多いのです。

1歩踏み出すごとにまともに衝撃を受けます。

でも、指を上げて歩いている、って
これもまた無意識なんです。

あなたが悪いわけじゃないんです。

足底反射

今の世の中、靴下を履いて靴を履いて生活するのは、あたりまえのことです。
石を踏んでも痛くない、虫に刺されたりもしない、切り傷を負うこともない。
暑くても寒くても、歩くことができます。

でも、そのために足の裏はとても鈍感になりました。
刺激、がないのです。

赤ん坊の足の裏を、指でスッと撫でると、自然にグーの形を取ります。
これが足底反射です。
凸凹のところを歩けば、自然に指が動き、掴もうとするものです。

それが今は無いのです。
足の裏に刺激を与えないように暮らす生活、になっています。
勝手に指に力が入ること、がなくなり
指が浮いた状態で歩く毎日になり
アーチは機能しなくなり
地面からの衝撃はダイレクトに伝わり
足首から上の筋肉が力み
その筋肉の疲労が溜まりにたまった時に
痛みが出てきます。

これは、ぶつけた、折れた、などの直接的な原因とは違い
衝撃を耐え続けた時間経過が原因となります。

加齢のせい、ではなく
衝撃を耐え続けた時間経過、です。

衝撃に耐えなくてもいいんです。
アーチがあれば。

でもね、今、耳が動く人、少ないですよね。
それと同じことが足にも起きている、と考えてみてください。
動かす筋肉は持っているのに、動かし方がわからない、という状態なんです。

不調を訴えた時に、足を診るお医者さんはいません

膝が痛い、と言ったら膝を診ます。
腰が痛い、と言ったら腰を診ます。

でもね、原因が足元だったら?
足元を診ないで解決しないですよ。
でもね、診ないですよ。
レントゲンを撮っても、異常はないですよ。

木を見て森を見ず

そんなの、だめ。

じゃぁ、どうすればいいの?

足の指に力が入り、アーチが立った状態で、地面を蹴る。
そのためにはまず、親指と小指が開かなくてはいけません。

テーピングを使って、指に力が入りやすい位置に持っていき
足の甲を広がらないように、そしてアーチが立つように止めます。

この状態で、半年~1年、過ごします。
テーピングで止められた状態で足を使うことで
足はバランスの取り方を覚えていきます。
指が動くようになると、それに伴った筋肉が育ってきます。

先の細い靴を履いたら、テーピングをしててもダメじゃない?

できれば履かないで欲しいですけど。
それでもアーチを立たせるように巻いているので
大丈夫なんですよ。

これは本当に、地味な作業です。
1回、2回の衝撃がどってことないのと同じくらい
1回、2回のテーピングでは、反射は復活しません。

それでもやり続けていくと、変わります。

衝撃を受け続けて壊れていくのと同じように
衝撃を緩和させることを続けて行って、筋肉の力みは緩んでいきます。
破壊された箇所は、修復を始めます。
破壊と修復の均衡が修復のほうに傾いたとき、治癒するのです。

これが人間の身体のすごいところ。
自然治癒力、と呼ばれるものです。
バランスが整っていくのです。

私は自分の足を使って、毎日3ヶ月、テーピングを巻いてみました。
いやぁ、痒いです。
かきむしって、血だらけにもなりました。
でも足の親指が器用になりましたね。
ずいぶん動くようになりました。


これはグー。これができる人はいっぱいいる。


親指を第一関節だけで曲げる。これができる人はあんまりいない。

でも毎日テーピングを巻くというやり方は、きつい。
続かないです。

よっぽど痛みを抱えて、あちこち病院にも行って
レントゲンも撮って、MRIも撮って、注射もして、薬も飲んで
それでも、様子を見ましょう、と言われて困っている人しか
できませんよ。
それくらい、他に方法はない、と思って気合を入れている人しか、続かない。

そこまで気合は入らないけど、徐々に変わっていくのならやってみたい、
と言う人には週に1度、全身をほぐして力みを取って、テーピングを巻いて
2日くらい頑張ってつけておいて、
残りの5日は三本指靴下を履いて過ごす、というのをお勧めしています。
これを変化を見ながら3ヶ月くらい続ける。
形が整ってきたら、後は三本指靴下だけでやっていく。

ここで使っているテーピングは医療用の物です。
これでも他のテーピングに比べたら痒みは少ない。
両足で2m近く使うので、500円、頂いています。

三本指靴下は、親指、中三本、小指、と先が分かれていて
親指の根元、小指の中足骨の根元、に圧がかかってアーチが復元できるように
サポート加工がしてあるものを、税込みで1足1730円で販売しています。

外反母趾にもなってて、親指の付け根が外に出てしまっている
と言う人には伸びない包帯を巻いてからテーピングします。
親指が人差し指のほうに15度~30度曲がっている人は、今のうちです。
それ以上、曲がらないように。
それ以上曲がって行って、時間が経ったら、上のほうの関節に影響がでちゃう。
少しでも真っすぐに戻して、親指に力が入って、アーチが機能するように。

週に1度も通えない、と言う人は来た時だけ、テーピングをして
あとは頑張って毎日三本指靴下を履いてね、って言います。

そんな、時々テーピング、で効果出るの?

三本指靴下を併用しなきゃだめですよ。
時々テーピングして、あとは普通の靴下で、ってするなら
テーピングの意味はないです。

テーピングはその人の足にぴったり合わせて補正が効くけど
三本指靴下だと、70点くらいの補正力です。

それでもいい。
1年くらい続けて欲しい。
長いですよ。
最初の1~2か月は、うんともすんとも、です。
心が折れちゃいますよ。

つまんなーい
ちぇー
ホントに変わるの??
って思いますよ。

でも、変わりますから。

うちは、ちちんぷいぷい、はい!治った!
という整体院ではありません。

それでも、ずっとあなたの変化をみていきます。




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