「膝が悪くて正座ができないの」
と言われることがあります。

でも私から見ると、膝は何も問題がない事も多いです。

『正座ができない』場合、『足首が伸びない』・『腿の前面が伸びない』ことがよくあります。

特に足首は、立ち歩いている時には90度に曲げられています。
さらには歩行時に90度のままの人も居ます。
多くの場合は踵で歩いている人です。

1年中足先が冷たくて、歩くときにフラフラと右に左に行っちゃうのよ、と言う人がいました。
「正座もできないからお線香をあげるときは膝立ちしたままなのよね」
と言っていました。

でも膝には何も問題なかったんです。

この状態で整形外科に行くと、湿布を渡されて様子を見ましょう、と言われます。
そりゃそうです。
膝には何も問題がありません。

整体師は、足の指に力がないな、とみます。
先ずは3本指靴下を試してもらいました。

もちろん本人も散々努力して、
お風呂上りは足先のマッサージをして、寝るときは靴下を2枚履く、もやっていました。

外力からできることはやっておいて欲しいです。
でも一番やっておいて欲しいのは『持っている筋肉を使う』こと。
歩いている時に足首を伸ばして指で地面を蹴る事です。

でもずっと使わないでいた筋肉は、どう動いて良いかわからなくなっています。
3本指靴下を履くと、使って欲しい筋肉を使う様になってきます。
時間はかかります。
でも普通に暮らしながら神経に思い出させるって、時間がかかるんです。

ある年の冬から半年履き続けたところ、
「夏に裸足でいれるなんて久しぶりだわ」
というくらい、冷たかった足先は温度を取り戻しました。
足の指に力が出てきた証拠です。

さて、問題の膝はここからです。

『足首を伸ばす』&『腿の前面を伸ばす』を宿題としました。
片足で立って、もう片方の足の膝を曲げて足首をお尻の後ろで持ちます。
これをやるために、足の指に力が入るようにしたんです。
足の指に力が無いと、片足で立てないんですよね。
長い道のりですね。
正座ができるようになるために、足の指から変えて行かないといけなかったんです。
正座ができれば、正座をして仰向けに倒れる、というストレッチ方法もありますが。

最初に「これやっといて」と伝えた所、
フラフラして片足でなんて立てない、と断られました。
「壁に手をついていいから」と言うと
足首を持つところまで上がらない、膝が曲がらない、と言われました。
でも上がってはいたんですよ。引っ張って伸ばすところまでは行かなかったんですが。

それでも「毎日やってると変わってくるから、やっといて」と推しました。

うーん、と唸りながらも「正座してお線香あげたいから、ダメもとでやってみるか」と
承諾してくれました。

さて半年後の後日談です。

じゃじゃーん、報告があります、と彼女は施術後に私を手招きしました。

最初はこれくらいまでしか行かなかったんだけど、

足首と腿の前面が伸びるようになってきたら、

正座ができるようになりました!
と笑顔の報告を受けました。

やりました!おめでとう!
と2人でキャッキャしました(≧▽≦)

私は固まった筋肉をほぐすことはできても、その筋肉を使うのは本人にしかできません。
せっかくほぐれた筋肉をほったらかしにして使わない人も多いんです。

もちろん、これでおしまい、ではなくて、
この先もずっと『足首を伸ばす』&『腿の前面を伸ばす』をやっててね、と伝えてあります。
でももう正座ができるので、正座をするだけでいいんです。
毎日お線香をあげる人なので、これで彼女の日常の行動の中に入りました。

私の目標はここです。

「日常生活の行動の中に入れてしまう事」

トレーニング時間を設けたり、運動と思って散歩に出てね、ということではないんです。

いつもの暮らしをずっと続けていくために、
どこをちょこっとこうすると良いよ、と言う話をしています。

8/29(土)まではトイレのリホーム工事でお店はお休みですが
オンラインはやっています。

「ちょっと聞いてみようかな」と思った方は是非どうぞ。
メールにて受け付けています。




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