「変な靴下履いてるね」
「なんで5本指じゃないの?」

とても良く聞かれます。

私が3本指靴下を履き始めたのは2017年の3月からです。
3年が過ぎました。
なぜ履こうと思ったのか。
3年間、3本指靴下を履き続けて何が起こったか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2016年の初めころに、酷い外反母趾の人に出会ったんですよね。
その人は「腰が痛い」と言ってやってきました。
たまたま酷い雨の日だったので
「靴下が濡れちゃうからサンダルで裸足で来ちゃった。近所だから」
とお店の玄関で足を拭いて笑っていました。

ふと、彼女の足をみました。
ぎょぎょっと見入ってしまうほど
指が変形しています。

これで、雨の中、歩いて来たの??
と思うほどです。

「あぁ、若いころ先の細い靴ばかり履いていたからね。
でも別に痛くないのよ。痛いのは腰」
と言ってベッドに横になりました。

もちろん腰もガチガチに凝っていたのですが
これは足を何とかしないと、と思ったんですよね。
だって、足の指が自分で動かせなかったんです。
グーパーなんて、1ミリもできない。

次回の来院時までにフットバスを用意しました。
足つぼメニューは用意していないころだったのですが
修業時代に散々リフレクソロジーをやってきました。
「腰が痛いのはわかっているけど、足の血行を良くして
指を動かせるようにならないと腰以外も悪くなるよ」
と説得して予約時間内で私の好きにメニューを組ませてもらうことになりました。
親指と人差し指の間に挟む、シリコンのパッドも探してきて
付けてもらうようにしました。

何度かの施術で足の指も少し動くようになり
腰の痛みも取れた頃、
ハイキングだ花火だとお出かけするようになりました。
それは良かったのですが、遊びが優先になり
整体の予約は営業時間外や定休日を指定するようになって行きました。
これでは私も対応しきれません。
来院できない時に、なにか自分でやっておいてもらう事はないかな、と考え始めました。
これが3本指靴下に出会うきっかけになるんですよね。

遊びが優先になっても良いと思うんですよ。
どこかに痛みがある時は、遊ぼうなんて思えないから。
でもまた痛みが出たら、遊べなくなっちゃう。
痛みが取れたら、『なぜ痛みが出たのか』を改善しないと
また痛くなる。

私だってずっと通ってもらうのは
時間的にも金銭的にも大変だと分かっています。
でもまだこの頃の私には、
来てもらって施術を受けてもらうしか方法がありませんでした。

散々検索し、本を読み、外反母趾が身体に与える影響を調べました。
手術をしたらどうなるのか。
見かけだけ指の骨が真っすぐになって、その後どうしているのか。
2回目の手術を受けている人もいました。
なぜ骨が変形してしまったのか。
それは本当に先の細い靴だけのせいなのか。
男の人も、子供も、外反母趾傾向になっているのも見ました。
ヒールの高いパンプスを履かない人たちも
足の指が変形している。
スニーカーばかり履いている自分もなる可能性があるのか?

膝の手術をした人と足の指の関係。
股関節を手術した人と足の指の関係。
変形はしていないけど、指を動かせない人が沢山いる。
産まれた時から動かせなかったわけではなく
気が付いたら動かなくなっていた。
なぜ?
いつ気が付かなくなるの?
忙しいから?
靴下を履いていて見えないから?
痛くないから?
歩けているから?

字面だけ追っていても、納得がいかない。
講習会に出ることにしました。
そこで3本指靴下に出会う事になりました。

講習会では理論と実技を学びます。
テーピングによる足の指の握力の増加方法は目から鱗が落ちるほどでした。
でもテーピングを思うように巻くのはとても難しいものでした。
毎日毎日、材料費も惜しまず訓練しました。
ちょっとは惜しんでドラックストアで安いテーピングを仕入れて
巻いてみたりしたのですが
蒸れて痒くなる。
痒みが出ると、とても付けていられない。ぎゃぁ。
通気性があってさらに粘着力も程よくある医療用は
高いだけあって優れているな、と納得しました。

親指と小指を離してあげることで、人差し指・中指・薬指が自由になって
上に押しあげられるのではなく、地面に足が着いたときに前に伸びるようになる。
甲の部分にアーチができるようにテーピングを巻くことで
親指と小指が内側に入らなくなる。

ふむふむ。
本当にそうなのか?
自分の足を使って3ヶ月毎日巻いてみました。

お風呂に入ってタオルドライしただけで
どれくらい乾くのか。

テープの端が剥がれて丸まってきました。
ハサミでカットして、何日テーピングは持つのか実験しました。

やぱり濡らさない方がいいのか、
ビニール袋で覆ってシャワーを浴びるのはどうだ、
ドライヤーで乾かすのはどうだ、
散々試して見ました。
医療用であったとしても、4日も撒き続けるとやはり痒くなります。
1週間に3日は皮膚のために休息をあげないといけない。
その3日は3本指靴下だけ履いておこう。

テーピングを巻いてその上から3本指靴下も履きました。
とにかく早く結果が出るにはどうすればいいのか考えました。

テーピングを巻き始める前の私のフットプリントです。
濃く色が出ているところは圧の高いところ。
つまり、強く地面と接する所でそこで衝撃を受けています。
これを見ただけでも、右足の甲は逆アーチになっていることが分かります。
そうすると、そこにタコができる。
私の右足の裏には硬くなったタコができていました。
ヤスリで削っても削っても、硬くなる。
そりゃそうですよ、逆アーチがアーチにならなければ
何度も打ち付けます。
タコが痛くて歩けないことはなかったのですが
それが未来、指の変形を招きます。
なぜなら、指が地面に接触しなくなるから。
先が細い靴でなくても
靴に押されるままに形を変えて行ってしまうから。

気が付かないうちに始まってしまうとは、こういうところからでした。

フットプリントをさらに見ると
親指の下の方も濃くなっています。
これは指先が上がっていて、押して歩いていないということ。
ただ打ち付けているだけの親指になっている。
だからどんどん指は上に上がってしまう。
一緒に講習に参加している人のフットプリントを見ると
親指がプリントされていない人も居ました。

テーピングを巻き続け、3本指靴下を履き続け2ヶ月が経った頃のプットプリント。

思うほど変化が見られなくてガッカリしました。
なんだ、こんな方法じゃ何も変わらないんじゃないか、と思いました。

ある朝テーピングを巻きなおそうと足の指をコチョコチョと動かしました。
おや?

親指の第1関節だけで曲げることができる。
ん?ん?

グーはこれです。

第1関節だけで曲げられるからといって、なんなんだ?
特別トレーニングもしていないのに
今まで動かなかった筋肉が動かせるようになった。
それは、凄いことなんじゃないか?
無意識で育つ。
まだ何か変わってくる。
続けてみよう。まだ未来はわからない。

やり始めて3ヶ月半が過ぎた頃の3本指靴下。

フットプリントで濃く映っていたところに穴が開きました。
そうですよね。
そこが強く地面と当たっていたのですから。

同じ期間履いていた左足の裏。

穴は開いていません。
小指の下の方が擦れています。

3ヶ月毎日これだけを履いていたのではありません。
3足でせっせと洗濯をして回していました。

表側はなにも擦れていません。

夫の靴下も3本指靴下に変えていました。
彼はテーピングは嫌がり、靴下も袋型のと3本指のと気ままに履いています。
そして親指の爪上に穴が開いていました。
指が接しているのは地面よりも靴の裏側だ、指が浮いているから
という事がわかりました。
足の裏が擦れて穴が開くことはありませんでした。

3ヶ月、3本指靴下を履き続けた足。
指は曲がってもいないし、むくみもなく隙間が空いています。

小指が横を向いている。
でも痛くも何ともありません。
歩けます。

でも始まりはこんな小さなことなんだ、と思いました。

4ヶ月が過ぎた頃のフットプリント。

劇的な変化は見えません。
濃く映っていた右足のタコ部分にちょっと変化が見えます。
でもそれは本当に僅かな変化でした。

6ヶ月目に入った頃の右足の裏。

おや?
穴は開かなくなったけど、擦れる場所が増えてきた?
小指の下のほうが擦れている。

左足の裏。

こっちも小指の下が擦れている。

でも両方とも親指の腹が擦れて来た。
ん?
指の腹が地面に接触している証拠か?

3本指靴下を履いて1年が経ったころのフットプリント。

濃く映っていたタコの部分が薄く映るようになってきました。
各指のプリントもはっきりしてきた気がします。

3本指靴下を履いて2年が経ったころの靴下。

人差し指の腹の部分が擦れています。
他は特に目立った擦れはありません。

3本指靴下を履いて3年が経ったころのフットプリント。

タコとして映っていた部分は広がり
面として地面と接したことが分かります。
各指もはっきりプリントされています。

3年前。

なんか弱々しい。

3本指靴下を履き続けて3年経った足。

3年前。

小指の横向きが改善されています。

こんなちょっとの差が、未来に大きな差を生む。

3年何もしなかったら、確実にさらに横を向くようになっていたと思う。
10年経っていたらと思うと怖い。

気が付かずに始まっている。
痛みも伴わず。
その結果、膝。股関節・腰・首に影響がでる。

「放置していた時間の1/5の時間をかけて戻っていく」
と講習会で言われた。
私が放置してきた期間はどれくらいだろう。
痛みを感じなければ、始まりがわからない。

でもうっすらと思うのは
小学生の時に足の指は酷いしもやけだった。
その頃から、足の指には力がなかった。
走るのも遅かった。
ジャンプもできなかった。
運動神経が悪いのだと思っていた。
その頃に足の指に力があれば。

その後水泳もやった、合氣道もやった。
それでも今はもうやっていない。
いったいいつからだ。
社会人になったころで数えても、20年以上経っている。
1/5の時間は4年だ。
4年で20年の時間を巻き返せるかもしれない。
変形が始まってからでは、全く何もなかったようには戻らない。

3年経った足で履いている靴下の裏を見て見た。
右足の裏。

左足の裏。

酷い擦れ具合だった時を知っているから
ずいぶん綺麗だと思う。
これで1年履いている。

ついでに室内のスリッパは鼻緒型。
この靴下だと履ける。

これを読んで、履いてみようかな、という方はメールください
まだネット販売の準備に時間がかかっているのですが
個別に支払い方法を連絡します。
サイズや色や数に限りがあるので、要相談なんですが。

こっちも読んでみてね。『アーチが身体を支えています』




8月1日OPEN!オンライン整体・ショップ三本指靴下のご提案(オンラインショップ)院長について料金・営業日時お店の場所時間外ご予約メールご予約電話(スマホ用)

横浜元町 てあて屋みわ整体トップへ移動