ぼくの部屋

「私はあんたをうちの子だと思っているけど
 種族が違うからね。
 人間と猫では本能として違う部分があると思っているの。
 落ち着く小さな部屋と上下に動ける場所は、必要なんじゃないかな。」

そう言うとパパとママはホームセンターに行って、大きなダンボールを抱えて帰ってきた。
二人で、あーでもない、こーでもない、と言いながら
天井まで届くキャットタワーを立てている。

はい、どうぞ、と言われてぼくはタワーの中段に設置された部屋に入ってみる。

ぼくは二人と一緒に居るのが好きだけど
やっぱりその部屋は落ち着くものだった。

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