銀の龍の背に乗って

パパとママはよく録画した再放送のドラマを見ている。
それは海外の物だったり
10年以上前の日本の物だったりするけど
医療ドラマ程、ママは真剣に見ている。
今日は自転車に乗って小さな島を往診してい歩くお医者さんだった。

「私はコトー先生を見て、今のスタイルになったんだなぁ」

ママはそっと呟いた。

「非力であることを認めなくちゃ
 なにもできない。
 できるフリをしたって、できるようにはならないし。
 わたボコりみたいな翼でも
 木の芽みたいな頼りない爪でも
 明日私は龍の足元へ崖を登り呼ぶよ、なのよ」

ママはそっと涙を拭いた。

なんて呼ぶの?
ぼくは龍じゃないけど
ぼくの背中でもいい?
と背を貸す。

ママは笑って
「さあ、行こうぜ」
って叫んだ。


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