評論家じゃなくてセコンド

自分を外側から見ている自分。
でもそれは自分だとうるさいってママは言う。

「他人よ。自分じゃなくて。
 でも批評するんじゃなくて
 ブレーキとアクセルを
 どのタイミングで、踏むんだ!と叫んでくれる人」

って言ってたけど、ぼくにはよくわからない。

あ、あれかな。
先日ママは庭の手入れをしてた。
それも朝の五時半から。

休憩も取らずずーっとやってて。
大丈夫かな、って思ってたよ。
でもママは楽しそうだったから。

綺麗になったなと思ったときには
13時を回っていた。
そしてママは部屋に入って来て
三時間くらい倒れてた。

ぼくはやっぱりね、って思ったけど
それを言ったら評論家なのかもしれない。
作業の最中で止めてあげられたら、セコンドだったのかもしれない。

そしてぼくは傍観者だったみたい。


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