花壇は続くよどこまでも

豪雨の翌日から一変して晴天が続いている。

「梅雨までの限られた時間に
 やらなければならないことがある」

と言ってママは早朝から居ない。

もうコタツも無いし。

泥だらけになって帰ってきたママの報告を待っている。

「いやぁ、大変なことに手を出してしまった。
 植え替えだけでなく、剪定だよ、剪定。
 90リットルのゴミ袋が26袋」

それはもはや土木事務所の仕事なんじゃないかと、思うんだけど。

「その通りだよ。
 でもこの時期、土木事務所も大忙しだし。
 低い樹の剪定をお願いして待ってる間に
 秋になっちゃう。
 河岸通り会のみんなで大人宣言してるのさ。
 大人なんだから自分でやろう、って」

へぇ。
誰かに頼んで、それを義務だと言って
遅いと言って、言ったのよとか言って
動かないよりも
実際自分でやってしまえってこと?

「その方が気持ちがいいってことよ。
 ほら、夕日も差し込むようになったんだから」

あ。ほんとだ。

「ここには壁のように樹木が生い茂ってたの。
 風通しも悪いし。
 立ちションする人も居るし。
 もう、そんなの嫌だなって思って。
 あたしはこの通りを、ゼラニウム街道にしようと思う」

ここがスタートね、と言ってママは笑ったけど
ぼくには果てしの無い物語のように思えた。


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