白黒ミックス

「えぇぇぇ
 白黒パンダちゃんに似ているが
 白黒パンダちゃんじゃない
 白黒ちゃんが来た???」

ママはよく舌を噛まなかったね、と
褒めたくなるようなことを言った。

うん。
ちょっと違うみたい。

ぼくは今日の昼間見たことをママに話している。

「そりゃ、似ている子はいっぱい居るだろうけど
 それにしても白黒パンダちゃんに似ているとは。
 まさか。
 子供か?」

え?
白黒パンダちゃんの?

ぼくは驚いた。
白黒パンダちゃんはぼくと同じ年くらいかな
と思っていた。
そうか、子供が居ても、おかしくないのか。

「お外の子は出会いも多いからね。
 でもママはだれなんだ?
 白黒パンダちゃんとミミちゃんの
 子供だったら、もうちょっと
 ミックスした感じになるだろうし。
 白い子と黒い子の子供は
 白黒パンダちゃんになるのか?」

うーん、とママは唸る。

「いやいや、それぞれに引き継ぐから 
 白い子と黒い子になるんだよ。
 白黒パンダちゃんの柄を引き継いだ子、ってこと」

パパは可笑しそうに笑っている。

でも、別人なんだから
仲良くなれるかもよ、ってぼくの鼻を
ちょんちょんって突く。

ぼくはそれなら、話しかけてみようかな
って気になった。


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