「またそこですか」
ママが腕を組んでぼくを見下ろす。
だって玄関の床は石でできていて
ひんやりして、気持ちがいい。
ママが、そーっと、僕のおなかに足を乗せる。
ぼくはお構いなしに、伸びている。
おいっ
このまま力を入れたら痛いんだぞ、とママは言う。
でも力を入れないことをぼくは知ってるんだ。
だってママだし。
「またそこですか」
ママが腕を組んでぼくを見下ろす。
だって玄関の床は石でできていて
ひんやりして、気持ちがいい。
ママが、そーっと、僕のおなかに足を乗せる。
ぼくはお構いなしに、伸びている。
おいっ
このまま力を入れたら痛いんだぞ、とママは言う。
でも力を入れないことをぼくは知ってるんだ。
だってママだし。