「なによ、その暑そうな寝方は」
ママがドスンとマットに腰を下ろした。
暑くても暑くなくても寝るのがぼくの仕事だもん。
伸び伸び寝てて褒めて欲しいくらいだ。
どれどれ、こちょこちょしてみよう、とママは手を伸ばす。
もうやめてよ。
ぼくは触られる前に、サッと手を引いた。
空振りをくらったママの口は尖がっているだろうな。
目をつむってたってわかる。
スススと何かが近寄ってきた。
グリグリグリグリ、とぼくの肉球に指を埋めてくる。
もー。
早くお店の工事が終わればいいのにー。
「なによ、その暑そうな寝方は」
ママがドスンとマットに腰を下ろした。
暑くても暑くなくても寝るのがぼくの仕事だもん。
伸び伸び寝てて褒めて欲しいくらいだ。
どれどれ、こちょこちょしてみよう、とママは手を伸ばす。
もうやめてよ。
ぼくは触られる前に、サッと手を引いた。
空振りをくらったママの口は尖がっているだろうな。
目をつむってたってわかる。
スススと何かが近寄ってきた。
グリグリグリグリ、とぼくの肉球に指を埋めてくる。
もー。
早くお店の工事が終わればいいのにー。