こんにちは~
こんにちは~
ミミで~す
おじゃましま~す ♪
ミミちゃんは階段を上がって、
開いていた窓から
ひらりと降りた。
もう、お外は暑くて~
ちょっと涼ませてくださ~い
あ~涼しい涼しい~
ミミちゃんは、ぐんぐん奥に入っていく。
キッチンとかお風呂場って良いですよね~
あ、あの、ミミちゃん
あんまり奥まで入るとママに怒られるかも
ぼくは二階に行っているママに聞こえないように
ミミちゃんに話しかける。
ん~
わかってます~
そんなこと~
ミミはお外の子ですから
汚さないようにします~
ミミちゃんは眉をしかめた。
ちょっとお家の子の気分を味わいたかっただけよ
って寂しそうな顔をして
ママが降りてくる前に
入ってきた窓に戻って行った。