寒くても毛布があれば

「電力需要逼迫警報?」
ママの眉間に皺が寄った。

「こんなに寒いのに?
 また電気が止まるかもしれないの?」

先日の地震で我が家は停電になって
パパもママもオロオロしてた。
それがまた来るかもしれない。

「花壇のお疲れ様会が予定されてるのに。
 でもそれは今日じゃない方がいいな。
 連絡回そ」

ママは眉間に皺を寄せたまま
皆に延期の連絡を入れている。


ぼくはいつも布団に包まっているけれど
電気が無くても毛布があれば大丈夫だよ、とママに伝える。

「そうだね。今日はなーちゃんとくっついて寝よう。
 いつもより早く寝るのも節電に協力かもしれない。
 これで地震まで来たらヤバいね。
 防寒の準備して寝ちゃおう」

そうだそうだ、とママはぼくの居る毛布に入ってきた。

いや、まだ朝だから。仕事行きなよ。


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