ママは自治会の班長の仕事、
敬老の祝品を配り歩いて
台風大丈夫でしたか、怖かったね、
と歩いて回り、帰ってきた。
「祝品がお米なんて配る側の大変さがわかってない!って
思ってたけど、200gくらいで
しかも真空になってて
さらには台風の後で
防災について考える時期だったから
非常用にしようって思った人も多かったみたい。
うちも用意しておかなきゃ」
ママはうむうむ、と頷いている。
「自然災害は止められないけど
事前準備はできるだけやっておこうと思う。
お隣も次の雨に備えて窓の枠応急処置したんだよ。
修理業者が忙しくて、ちゃんとした修理に来れるのは
三ヶ月後なんだって。
壊れたら直せばいいって言うより
壊れないように補強しておく方が大事みたい。
修理屋さんだっていっぺんにできないもんね」
ねぇ、ぼくの準備はどうすればいい?
ぼくはママを見上げる。
「まずはお爪を切ってお風呂に入って置く事かしら。
被災したらそれどころじゃなくなるからね」
えー!
カリカリとチャオチュールの貯えじゃないの??
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