厄は除けれれば満点

「玄関はどうしても出入りのある所だから
 動きは止められないし
 厄除けだけを最大頑張ろう」

ふむふむ、と言うとママはどこかから
玄関マットを仕入れてきた。

赤いマット。

可愛いけど、ずいぶん派手だね。

なんてぼくの感想は聞き流して
ママは花を飾っている。

それはいつもの事だけど
靴箱の上に赤いペーパーナプキンも敷いている。

おや?統一感が出た気がする。

赤ければ厄除け、ではなくて
この家にはこうだった、とママは頷いている。

「これで厄除けになったかな。
 厄をよけた、って実感できないものだけど
 厄を受けてからじゃ遅いからね。
 出来る限りの事はしておきたいし」

うむうむ、とママは納得している。

あれだね、ママの仕事と一緒だ。
「悪くなってから治すんじゃ、大変」
ってママはよく言っている。
整体と厄除け。
似てたのか。

だからママはセッセとやるのか。

ところでぼくは緑の中で寝てるけど。
それはいいの?

「だって勉強する前に買っちゃったんだもの。
 それは良いとしようよ」
って返事が返ってきた。

えー、って思ったけど
どうせまた何か気が付いたら変えるから
それまではいいか、とぼくも気にしないことにした。

 
猫との暮らしランキング

関連記事

  1. ぼくイケメン?

  2. 雨の音

  3. 井戸端会議

  4. ドアストッパーなのか

  5. 見守り隊

  6. 気温の変化と空気の巡り

最近の投稿

アーカイブ

LINEスタンプ販売中!


LINEスタンプ(リンク)


LINEスタンプ(リンク)