人間と暮らすということ

ぼくが一人で猫砂まで行けて
用を足せることがわかると、
ママは腕を組んでこう付け加えた。

「トイレはなんとか自分でやれそうね。
 昼間は一緒に居れないんだけど
 さみしい、
 とか
 ご飯を一人じゃ食べれない、
 とか言われると困るの。
 そこらへん、どうなの?」

ぼくが顔をあげるのと同時だったと思う。
部屋のドアが開いて、パパが入ってきた。

「このみちゃーん、
 さみしかった???
 お刺身持ってきたよ~♪」

ぼくよりよっぽど、猫なで声だ。

自分の前掛けのポケットにぼくを入れると、
同じポケットにマグロの切り身を放り込んだ。

080915_1936~01


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