メリークリスマスとかあけましておめでとうとか

近所のお肉屋さんでクリスマスチキンの予約がやっていない、
とママはガッカリしてたけど
じゃぁ帰り道の焼き鳥屋さんで買ってくるよ、
でもクリスマスは無理だろうから日にちをずらそう、
とパパは言って
クリスマス前にクリスマスをすることになった。

なんのこっちゃ。

当日にやらなくて、なんの意味があるんだろう。

「気分を味わうものだから。
 日本人らしいともいう。
 クリスチャンじゃないのに
 乗っかってるだけだもの」

とママは首をすくめて
年賀状の印刷をしてた。

事前準備は大事だけど
なんだかなぁ、とぼくは毎年思う。

「あたしだって思ってるわよ。
 クリスマスも来てないのに
 あけましておめでとう、とか書いちゃって。
 でもやっぱり届くと嬉しいし。
 だがしかし。
 これももう終わる気がする」

今回で最後かもしれないな、と言って
毎年写真だった年賀状を今回はイラストにしてた。

「年内最後のお休みが年賀状作りで終わっちゃうのも困るんだよね。
 掃除とゴミ出しにも迫られてるし。
 新年の挨拶は大事だと思うけど
 やっぱり新年になってから言うには
 ネットを使ってオンタイムでやるのがいいかもね」

もうネット環境ない人の方が少なくなったんだなぁ、
なんてブツブツ言って
調子の悪いプリンターをいじくっている。

年賀状が無くなったら
郵便局は困るだろうし
プリンター屋さんも
インク屋さんも
年賀状ソフト屋さんも
方向転換をしないといけなくなるね、と
ぼくが言うと

「そのつもりで作戦を立て直さないといけないみたいよ。
 誰しもだろうけど。
 それが風の時代の始まりかもしれない」

なんてまたママはよくわからないことを言ってた。


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