プラ板でピック

ママは100円ショップでプラスチックの薄い板を買ってきて
それに絵を描いて
トースターに入れた。

何してるの?
溶けちゃわない?
火事になるよ。
変な匂いするし。


工場みたいな匂い。

「プラ板だよ。
 子供の頃、キーホルダーとか作ったなぁって思って。
 これでピックを作ってみようと思うんだ」

と言うと、ママはトースターから取り出して
本でプレスしている。

くっつかないのか心配になるよ。
でもくっつかなかった。
小さく固くなったそれは
針金を付けられてママのお店に持って行かれた。

そしてバスケットに刺されたのがこれ。


あ。いいかも。

「みんな自分のピックを付けだして
 誰が管理してるかわかるようになってきたんだ」

へぇ。面白い。

「だんだん興味が出てきて
 ニチニチソウの育て方とか調べ始めて
 花と一緒に飾るものを作ってみたり
 明日の天気が気になったり
 想像もしなかった流れになってる。
 ほんと、やって良かったな」

さぁ梅雨を乗り切れニチニチソウ、って空に手を合わせている。

そして、これはパパちんに、ってキーホルダーを出して
パパの携帯にくっつけた。

パパは、わーい、それ欲しかったのー、って喜んでる。

ほんと?
ぼくの首には、要らないからね。

でもプラ板って面白いね。

 
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