ウチの庭から見えるご近所さんのバラが綺麗に咲いている。
毎年この時期の風物詩なんだよね。
いつもはその家の奥さんしか歩かない庭に
いろんな人がやってきて、バラを鑑賞する。
「我が家はリビングから見えて、毎年有難い。
借景だな」
なんてママは言ってて、
鑑賞客が増えるから我が家の庭も片付けしなきゃ、って
ボサボサになった木の枝をバリバリ切った。
切り過ぎとも言う。
山桜の木もあるんだけど
毎年ママが強めに剪定をするので
満開に咲くことがない。
ついには長くなったモミジの枝をかけられて
もはや支柱になった。
バラを育てている人と大違いだ。
それでもガーデニング仲間なのか
バラの奥さんがさっきやってきて
ウチの庭からのバラの眺めを写真に撮ったりして
三輪さんちのハンギング、今年凄かったね
なんて言われたりして
ママも一丁前に認めてもらったりしてた。
ぼくから見た共通点は、ジャックが行き来してることくらい。
外の猫たちにとって居心地がいいらしい。
緑と花がが多いと、生き物全てに良いのかもね。