ジャックからの相談

なー助
なー助

表で声がする。
ジャック?

ぼくはキャットタワーから飛び降りて
窓に近づく。

どうしたの?

ジャックは居住まいを正してぼくを待っていた。

あのよ、俺、ママさんに嫌われてる?

ジャックが言いにくそうにぼくに聞いた?

え?
そんなことないと思うよ。
なんで?

ぼくは驚いて聞き返す。

ほら、あれだよ。
トラ爺と、ちょっと揉めるだろ。
ママさん、駆け下りてきて
俺とトラ爺の間に仁王立ちするんだ。
で、俺は仕方なく駐車場で時間潰して
トラ爺が居なくなったころ戻って来るんだけど
ママさん、眉間に皺寄せてて。

ジャックはキョロキョロと瞳を動かして
落ち着かない。

そんなことか、とぼくも瞳をキョロっと動かす。

ママが眉間に皺を寄せるのは癖だから。
でも、ちょっと声が大きいって困ってたよ。
ご飯はくれるでしょ?

ジャックは、うん、とうなずいた。

声がでけぇのは、わかってる。
でもじじぃに負けるわけにもいかない。

ジャックはツンと鼻を上げる。


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