エアコンが壊れたり

ママのお店のエアコンがついに壊れて
ダッシュで電気屋さんに行って
決めて、買って
で、今日は営業後に工事だ、と言って
ママは遅くなるらしい。

ぼくはパパと二人でテレビを見ている。

朝、仕事に行く前にママがカレーを作っていったので
パパも夕飯を作ることなくコタツに入っている。

「あっと言う間に夏も終わって
 あっと言う間にコタツも出てて
 知らない間に季節って変わるんだね」

パパはぼくの頭を撫でる。

そうだね。
ぼくは家の中にしかいないけど
それでも庭の緑の色や
お日様の傾き方で
季節が変わっていくのを知ってる。

「本格的に寒くなる前に、エアコンの入れ替えができて
 良かったよね」

ね。
ってぼくとパパは顔を見合わせる。

「でもさ、ママのお店、3階じゃん。
 室外機を1階に置いて、3階までホースを伸ばすと
 エアコン本体より高くなっちゃうんだって。
 怖いね、エアコン壊れるって」

パパは他人事のようにつぶやく。

手伝いに行かないの?

「それは工事の人がいるじゃん。
 オレとなーちゃんは、待ってるのが仕事でしょ?」

パパはぼくの頭に箸置きをのせる。

まぁ、そうだね。
ママ、早く帰ってくると良いね。

「ご飯は炊いておいたし、大丈夫大丈夫。
 けっこうオレたち大事な仕事してる」

うんうん、とパパはニコニコしながらうなずいた。


猫との暮らしランキング

関連記事

  1. パパのおつかい

  2. どちらも可

  3. イクメンパパ

  4. ずいぶん、しっかりしたんだ

  5. 怪我の功名

  6. 花壇すら冬の準備

最近の投稿

アーカイブ

LINEスタンプ販売中!


LINEスタンプ(リンク)


LINEスタンプ(リンク)