やらなきゃ終わらないから

ママは朝からキッチンに立って
黙々と何かを作っていた。

それは
飴色玉ねぎストックとか
ミートソースとか
パウンドケーキとか
豚軟骨の煮物とか
サラダとか
作り置き用の物だった。

と言う事は、今週は早く帰って来れる日が
少ないんだな。

ついに冬物も片付けて
つまりはコタツと毛布を片付けて
バタバタ動いている。


居場所を追いやられるぼく。
ベッドの後ろにいる。

キュウリの弦を這わせるネットも
ベランダから下ろしてた。

よくやるよね。

「やれば終わるから。
 やらないで考えてるだけじゃ
 いつまで経っても終わらないじゃない」

ママはいつもそう言う。

やれば終わる事は
話し合いが進まない植栽帯に比べたら
簡単なことなのかもしれない。

それでも、話し合いもやれば進んで行く。
ママはそれも終わらせようとしてる。

「多くの人が絡むと進みは遅くなるものだね。
 1人で動く方が機動力は高いけど
 別の楽しさもある」

そんなことを言って、1人でできる家事を進めていた。
確かにパパが居るときに家事をやると
手伝いよりも邪魔の方が多い。

パパは邪魔してるつもりはないんだけどね。
ママも呆れながら楽しそうだったし。

それはそれでいいのか。


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