ぼくとジャックの立ち話

おぃ!なー助!
居るんだろ!

階段のある窓の方から声がする。

ジャック?

ぼくは急いで窓に寄ったけど、
こっちの窓は背が高くてぼくには届かない。
キャットタワーも移動しちゃったし
窓枠に乗ろうかどうしようか迷っていた。

もぐもぐ。
ありがとな!
飯、増えたぜ。
なー助、ママさんに言ってくれたんだろ。
もぐもぐ。

ジャックはご飯を食べているところだったみたい。

う、うん。
ママが多めにしてくれるって。
缶詰もいっぱい買っておくって言ってたよ。

ぼくは背伸びをして窓の向こうのジャックに
話しかけた。

助かるぜ。
他の所は、俺の事嫌いみたいでよ。
追い払われちゃうんだ。
なんだよなぁ。俺、なにもしてねーのによ。

ジャックはブスっとしかけたけど
まぁ、ここで腹いっぱい食えるから良いけど
と目を細めた。

ま、なー助のお陰だな。
ありがとよ。
また来るぜ。

と言うとジャックはひらりと階段を下り去っていった。


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