ねぇ、くさい?

昨日はミミちゃんの突然の訪問に驚いたけど
玄関にぼくのバリアが張ってあるって言われて
さらに驚いた。

ねぇ、ぼく、バリア張ってたの?

「え。
 自分でやっといて、あたしに聞くの?」

ママも驚いている。

「マーキング、って言うやつでしょ?
 他のニャンコに自分の存在を知らせるためのものだ、って聞いてるけど。
 なーちゃん、そのつもりじゃなかったの?」

違うの?
じゃぁ、何のために?
ただのバカなの?

ママはぼくを凝視する。

いや、あの、なんとなく、っていうか
ママが朝起きて、ぎゃーって言うのが
面白かったというか

ママは、ひぃぃ、とのけぞった。

「やっぱりさぁ、いっくら洗剤で落としても
 その匂いは落ちないから
 玄関はやめて欲しいな~」

ガックリと肩を落とす。

ごめんなさい。
でもついうっかりまたしちゃったら
ごめんなさい。

ママはぼくの頭に手を置いた。

でもさ、って言ってぼくの目を隠す。
これがまた、なーちゃんが居る証、って感じがして
怒るほど嫌じゃないんだよね、って。
いつか、この匂いを、懐かしく思い出す日がくるのかな、って。
なーちゃんと一緒に暮らす時間が長くなって
長くなったという事は終わりも近づいているってことで
おしっこくらい、まぁいいか、とか思うわけよ。

って言いながらママはぼくを抱き寄せた。


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