でもやっぱり、寂しかったし

ご飯も三か所に分けて多めに置いてあったし
お水もあっちこっちに置いてあったし
少し窓も開けてあったし
怖いこともなかったし
全然ひとりでお留守番できたけど。

二人の居ない毎日は
とても静かだった。

布団もタオルもソファも
ぼくだけで使い放題だったけど
来る日も来る日も、ぼくは玄関で眠った。

ある日、玄関のドアは開き
なだれ込むように二人が入ってきて
がしゃがしゃ撫でまわして
二人でぼくを、ぎゅうっと抱きしめた。

なんだかぼくは涙が出そうだった。


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