だれ? その9

ジャックの朝ごはんが終わって
ジャックがお散歩に出たのを見計らって
ママはウッドデッキにご飯を出した。

「ミミちゃんとシタちゃんが来るかもしれないから
 こっちで食べて、って言っといて。
 なるべくジャックと鉢合わせないように
 来るようにしな、って」

とママはぼくに言づけて、仕事に行った。

ぼくも、そうだな、みんなに言っておかないと
と思いながら
みんなとか言っちゃって
ってちょっと恥ずかしくなった。

ん。誰か来たみたい。

ねぇねぇ、と窓に近づくと明るい茶色い影だった。

え?
し、しまちゃん?

ぼくは駆け寄った。

しまちゃん!

じゃ、ない。
しまちゃんじゃない。
でも。

ぼくの目は大きく開く。

会ったことが、ある。

あの、明るい茶色は。


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