ぼくは不貞腐れている。
やる必要のない事をやらされたからだ。
「何言ってんのよ。
これでもだいぶ譲歩したんだから」
ママはまるで反省してない。
ぼくは嫌だって言ってるのに。
「しょうがないじゃない。
お外の子じゃないんだから。
身ぎれいにしてるのは知ってるけど
パパが舐めるじゃない」
そう。それが一番の問題だった。
パパはよくぼくの顔を舐める。
それも煙草を吸ってコーヒーを飲んだ後に。
「なーちゃんの舌が届かないところは
シャンプーしないとさ。
あんたも頑張って抵抗してるのは知ってるけど
汚されてしまったなら綺麗にしなくちゃ」
はぁ。いいよ。もう終わったし。
昼寝をすれば忘れるから。
ぼくはふて寝を決め込んだ。
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