いとこのみかんちゃん

「電車の乗り方、忘れちゃったなぁ」
って言って、ママは外に出て行った。

仕事に行くのは自転車だしね。

電車に乗ってまで
どこに行っていたかと言うと
鎌倉だった。

観光?って聞くと
親戚になりにだよ、って返ってきた。

知り合いが猫を求めて
保護猫を譲渡されるらしい。
でも色々ルールがあって
70歳以上の里親は
里親の後継人が必要で
ママは後傾人として
印鑑を持ってサインをしに行った。


随分ちゃんとしてる。

ぼくはママが保護したから
譲渡はなくて
そのままママとパパの子になった。

「あたしだって、なーちゃんんを譲渡するってなったら
 ちゃんと死ぬまでみてくれる人に託したいもの。
 譲渡しないけど」

ママの知り合いに、もしも、の時が来たら
ママがその猫を引き取る。
そういうことらしい。


その子はみかんちゃんって言って、女の子だった。

「親戚だね。親戚。
 私はみかんちゃんの叔母で、
 なーちゃんはみかんちゃんのいとこ。
 困ったことがあったら、ウチにおいで、って
 言ってあげられる関係」

ママは、良かったよかった、と笑っている。

パパとママは血が繋がっていないし
もちろんぼくも2人と血が繋がっていない。
だけど親戚までできて
家族が広がっていく。

みかんちゃんと一緒に暮らす日は
来ない方が良いんだろうけど
会ってみたいな、と思った。


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